「エコ・プラント」 NASAの研究チームにより発見された真実
NASA(アメリカ航空宇宙局)は、アポロ11号が月面着陸に成功した後に月面基地を作る計画を始めました。そこでの大きな 課題となったのが、完全な密閉空間での生命維持システムの開発。基地を作るためには、地球と同じ環境が必要です。 研究者たちの最初の疑問は「地球はどのようにしてきれいな空気を創りだして、それを維持しているのか」ということでした。 そして「植物という生きた浄化プロセスの活用」という結論に達したのです。
NASAバイオホームでの驚異的な成果
ウォルバートン博士を中心とした研究チームは、バイオホームと名づけた完全機密の施設をつくり、合成資材から発散される 300種類ものVOC(揮発性有機化学物質)を確認しました。宇宙実験船内の汚れが危険レベルに達していることで、実験室内に弱い光でも 育つ観葉植物を置き、実験を開始。この結果、空気中に拡散しているVOCがみるみる減少していくことがわかりました。しかもこれらの 植物は有害ガスを吸収するだけでなく、浄化する作用があることも明らかになりました。
NASAが発見した浄化能力の高い「エコプラント」
空気浄化の秘密はどこにあるのでしょうか。それは、植物の葉にあるたくさんの気孔です。気孔から有害なガスを吸収し、浄化します。 また植物の根に共生する微生物にもガス吸収作用があることがわかっています。NASAの研究チームは長年にわたって研究を続けてきたこれらの事実を 1984年に発表しましたが、その中でも特に空気浄化能力の高い植物を選んで「エコ・プラント」と名付けています。
室内の空気をエコプラントがさらに浄化する
図のように植物が持っている本来のはたらきによって空気をきれいにします。
植物の中でもエコプラントはフェトケミカルや蒸散作用によりきれいな空気をコントロールし、人間にとって理想的な環境を自然の力に よって作りだします。 東京農業大学の実験研究結果においても視覚疲労、大脳皮質の活動水準などの指標となるフリッカー値にも大きな変化を屋内の植物は及ぼし、 疲労回復は60%、持久力は15%改善させるという発表が行われました。
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